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小寒 初候(第67候)「芹乃栄(せりすなわちさかう)」 Dropwart Grows Vigorously.

小寒(1月6日から1月29日)は二十四節気の第23番目です。 「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」(暦便覧より)とあるように、寒さが最も厳しくなりはじめる季節です。この後には大寒が続きます。 第67候「芹乃ち栄う」 1月6日から1月9日までは小寒の初候にあたり、 春の七草のひとつ、芹が成長...

季節の設え

冬至 末候(第66候)「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」 Under The Snow, Barley Begins To Sprout.

新年、明けましておめでとうございます。 旧年中は皆様にご愛顧賜りましたこと、心より御礼申し上げます。 第66候「雪わたりて、麦のびる」 元旦1月1日から1月5日までは冬至の末候にあたり、 覆われた雪の下で、麦が芽を出す時季です。 お正月三が日は、会席コースおよび鉄板焼きコースの特別メニューをご用意し、 エン...

冬至 次候(第65候)「麋角解(しかのつのおちる)」 Deer Shed Their Antlers.

第65候「鹿の角、落ちる」 12月26日から12月31日までは冬至の次候にあたり、 大型の鹿の角が落ちる時季となっていますが、 日本鹿の角が落ちるのは2月から3月頃だそうです。 寒さが厳しくなるこの時季に旬と言えばワカサギ。氷上穴釣りなど、冬の風物詩にもあげられる魚でしょう。江戸時代には徳川家斉公に年貢とし...

冬至 初候(第64候)「乃東生(うつぼぐさしょうず)」 Heal-Alls Begin To Bud.

冬至(12月21日から1月4日)は二十四節気の第22番目です。 「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」(暦便覧より)とあるように、 北半球では一年の中で夜が最も長くなる季節です。 七十二候は、第64候「ウツボグサ、生ず」 12月21日から12月25日までは冬至の初候にあたり、6月末頃に枯れたウツボグサ...

大雪 末候(第63候)「鮭魚群(さけのうおむらがる)」 Salmon Run Up The River.

第63候「鮭が群がり、河川をさかのぼっていく」 12月16日から12月20日までは大雪の末候にあたり、 鮭が群がって河川をのぼり、産卵を終える時季です。 冬のおしのぎの一品をご紹介します。 おしのぎに欠かせないのがタイラギ、平貝ともいいます。 ほんのり赤酢が染みたシャリに、タイラギの甘味、そして、この時期な...

大雪 次候(第62候)「熊蟄穴(くまあなにこもる)」 Bears Hibernate In Their Dens.

第62候「熊、穴にこもる」 12月12日から12月15日までは大雪の次候にあたり、熊が冬眠のために穴にこもる時季です。 しち十二候の先付から、会席コースの3種盛り合わせをご紹介します。 まず、染付の角入ののぞきには、北寄貝とわけぎに黄韮を加えたぬた和え。 極上の酢味噌と冬の味覚を取り合わせた上品な趣向です。...

大雪 初候(第61候)「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」 With A Bleak Sky, Winter Arrives.

大雪(12月7日から12月20日)は二十四節気の第二十一番目です。 「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」(暦便覧より)とあるように、雪が激しく降り始める季節です。 七十二候は、第61候「閉塞して冬となる」 12月7日から12月11日までは大雪の初候にあたり、天地の気が塞がって本格的な冬が始まる時季です。 ...

小雪 末候(第60候)「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」 Mandarin Oranges Begin To Ripen.

第60候「橘、始めて黄ばむ」 12月2日から12月6日までは小雪の末候にあたり、橘の実が黄色く色付き始める時季です。 寒さが厳しくなると頃に、おすすめしたいのが脂ののった美味しい鯖。絶妙な締め具合にお酢で〆るのが、腕の見せ所の料理です。今回はその〆鯖の背を炙り、香ばしく仕上げています。この時期に1度は食べた...

小雪 次候(第59候)「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」 The North Wind Scatters Fallen Leaves.

第59候「北風、葉を払う」 11月27日から12月1日までは小雪の次候にあたり、北風が木の葉を払ってしまう時季です。 会席コースでは、今年もファンが多い香箱蟹をご提供しています。 そのおいしさは、なんと言っても甘みのある蟹の身に加えて小ぶりの甲羅の中にびっしりと詰まっている内子にあると言えるでしょう。香箱蟹...

小雪 初候(第58候)「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」 Rainbows Have Retreated.

小雪(11月22日から12月6日)は二十四節気の第20番目です。 「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」(暦便覧より)とあるように、少しですが雪が降り始める季節です。 しち十二候は、第58候「虹が見えなくなる」 11月22日から11月26日までは小雪の初候にあたり、虹が見えなくなる時季で、 半年先の4月半...