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立秋 次候(第38候)「寒蟬鳴(ひぐらし、なく)」 Evening Cicadas Begin To Sing.

第38候「寒蟬、鳴く」 8月13日から8月17日までは立秋の次候にあたり、寒蟬(ヒグラシ)が鳴きはじめる時季です。 「ツクツクボー」と鳴くのがヒグラシ。蝉の一種で「ミーンミーン」との二重奏に、夏の折り返しを知ることができます。 現在、個室では鳥井清忠筆「ねこに雀図」の掛け軸をお楽しみいただけます。 うちわの...

立秋 初候(第37候)「涼風至(すずかぜいたる)」 A Cool Breeze Begins To Blow.

立秋(8月8日から8月22日)は二十四節気の第13番目です。 「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」 (暦便覧より)とあるように、 秋の気配が現れてくる頃とされ、本日以降の暑さは残暑と呼びます。 七十二候は、第37候「涼風、至る」 8月8日から12日は立秋の初候にあたり、厳しい暑さの中にも、幾分か涼しい風がそっ...

大暑 初候(第34候)「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」 Paulownia Bears Its First Flower Of The Year.

大暑(7月23日から8月7日)は二十四節気の第12番目です。 「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」 (暦便覧より)とあるように、 快晴が続き、気温が上がり続ける季節です。 七十二候は、第34候「桐、はじめて花を結ぶ」 7月23日から7月27日までは大暑の初候にあたり、 5月頃に咲いた桐の花が固い実を結び...

季節の設え

小暑 初候(第31候)「温風至(あつかぜいたる)」 The Breeze Grows Warmer.

7月7日から7月22日は二十四節気の第11番目「小暑」です。 暦の上では「大暑来れる前なればなり」(暦便覧より)とあるように、梅雨がそろそろ明け、暑さが本格的になってくる季節です。 七十二候は、第31候「温風、いたる」7月7日から7月11日までは小暑の初候にあたり、熱い風が吹き始める時季です。 七月七日は七...

夏至 次候(第29候)「菖蒲華(あやめはなさく)」 Irises Bloom.

第29候「あやめ、華咲く」 6月27日から7月1日までは夏至の次候にあたります。 菖蒲(あやめ)の花が咲きはじめる時季です。 梅雨に入り田植えも終わり、ほっと一息といった頃になると、水辺に増えてくるのが蛍です。しち十二候の個室には蛍の掛け軸がかかっています。ぜひ、安河内眞美先生監修の「風香」の掛け軸もお楽し...

夏至 初候(第28候)「乃東枯(ウツボグサ、かれる)」 Heal-Alls Wither.

夏至(6月21日から7月6日)は二十四節気の第十番目です。 「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」(暦便覧より)とあるように、 北半球では一年で最も昼が長く、夜が短い季節です。 七十二候は、第28候「夏枯草(ウツボグサ)、枯れる」 6月21日から6月25日までは夏至の初候にあたり、ウツボグサ(別...