120日から23日は二十四節気の第24番目となる「大寒」です。
「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」(暦便覧より)とあるように、一年で最も寒い季節です。

七十二候は、第70候「蕗(ふき)の華さく」
120日から124日までは大寒の初候にあたり、
蕗の薹(ふきのとう)が雪の下から顔を出す時季です。

大寒の最も寒い時期を美しく彩ってくれる椿、英名をカメリア・ジャポニカといい、古くから『椿姫』『椿三十郎』など、洋の東西を問わず愛されてきた花の一つです。品種も多く様々な椿を春まで楽しむことができます。個室では現在、雌松に紅椿を生け、凛とした華やかな姿を楽しんでいただいています。ぜひ、お楽しみください。