News

ニュース

季節の設え

白露 次候(第44候)「鶺鴒鳴(せきれい、なく)」Wagtails Sing.

第44候「鶺鴒(せきれい)、なく」 9月13日から9月17日までは白露の次候にあたり、 暑さも和らぎ、虫の声や鳥の囀りが聞こえてくる時季です。 いよいよ秋の気配です。国産の松茸が美味しい季節です。 定番といえば、「松茸の土瓶蒸し」。松茸の特有の香、マツタケオールと昆布だしとの出会い、鱧を組み合わせた料理は、...

季節の設え

小暑 初候(第31候)「温風至(あつかぜいたる)」 The Breeze Grows Warmer.

7月7日から7月22日は二十四節気の第11番目「小暑」です。 暦の上では「大暑来れる前なればなり」(暦便覧より)とあるように、梅雨がそろそろ明け、暑さが本格的になってくる季節です。 七十二候は、第31候「温風、いたる」7月7日から7月11日までは小暑の初候にあたり、熱い風が吹き始める時季です。 七月七日は七...

季節の設え

小満 初候(第22候)「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」 Silkworms Wake Up And Eat Mulberry Leaves.

小満(5月21日から6月5日)は二十四節気の第8番目です。 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」 (暦便覧より)とあるように、万物が次第に成長して、草木が茂ってくる季節です。 七十二候は、第22候「蚕おきて、桑を食う」 5月21日から5月25日までは小満の初候にあたり、蚕が桑の葉を盛んに食べはじめる時...

季節の設え

清明 末候(第15候)「虹始見」(にじはじめてあらわる) The Year’s First Rainbow Appears.

第15候「虹、はじめてあらわる」 4月15日から4月19日までは清明の末候にあたり、美しい虹が現れはじめる時季です。雨が降ったり止んだり、「春時雨」とよばれる爽やかな雨は、植物の成長をうながす恵の雨。芭蕉の句にも「春雨や蓬(よもぎ)をのばす艸(くさ)の道」と詠まれています。 しち十二候では、藤の盆栽が見頃を...

季節の設え

立冬 次候(第56候)「地始凍(ちはじめてこおる)」 The Ground Begins To Freeze.

第56候「大地が凍り始める」 11月13日から11月17日までは立冬の次候にあたり、 大地が凍り始める時季です。 会席料理「萠」の献立から、しち十二候の先付をご紹介します。焼き大黒占地(しめじ)とホタテの焼き霜造りを合わせ、もったりとした甘い酢味噌でお召し上がりいただく一品。宝石のようなイクラとの相性も抜群...

季節の設え

立春 初候(第1候)「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」 A Spring Breeze Melts The Ice.

立春(2月4日から2月18日)は二十四節気の第一番目です。 「春の気立つを以って也」 (暦便覧より)とあるように、春の初めであり、暦の上では一年の初めです。暖かい地方では梅が咲き始める時季です。 七十二候の暦も第一候からの新しいスタートです。 第1候「東風、氷をとく」 2月4日から2月8日までは立春の初候に...

季節の設え

冬至 末候(第66候)「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」 Under The Snow, Barley Begins To Sprout.

新年、明けましておめでとうございます。 旧年中は皆様にご愛顧賜りましたこと、心より御礼申し上げます。 第66候「雪わたりて、麦のびる」 元旦1月1日から1月5日までは冬至の末候にあたり、 覆われた雪の下で、麦が芽を出す時季です。 お正月三が日は、会席コースおよび鉄板焼きコースの特別メニューをご用意し、 エン...

季節の設え

大暑 初候(第34候)「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」 Paulownia Bears Its First Flower Of The Year.

大暑(7月22日から8月6日)は二十四節気の第12番目です。 「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」(暦便覧より)とあるように、 快晴が続き、気温が上がり続ける季節です。 七十二候は、第34候「桐、はじめて花を結ぶ」 7月22日から7月27日までは大暑の初候にあたり、 5月頃に咲いた桐の花が固い実を結び始...

季節の設え

夏至 末候(第30候)「半夏生(はんげ、しょうず)」Penellia Ternata Blooms, Signaling The End Of The Rainy Season.

第30候「半夏(はんげ)、生ず」 7月1日から7月6日までは夏至の末候にあたり、 半夏(カラスビシャク)という薬草が成長し、花をつけ、葉が白くなる時季です。 農家では田植えを終わらせる目安とし、 半夏生からの5日間は農休みとして疲れた身体を休ませます。 そして「半夏生の頃に」を合言葉に食事会を行います。 し...