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夏至 末候(第30候)「半夏生(はんげ、しょうず)」Penellia Ternata Blooms, Signaling The End Of The Rainy Season.

第30候「半夏(はんげ)、生ず」 7月2日から7月6日までは夏至の末候にあたり、 半夏(カラスビシャク)という薬草が成長し、花をつけ、葉が白くなる時季です。 農家では田植えを終わらせる目安とし、半夏生からの5日間は農休みとして疲れた身体を休ませたそうです。そして、「半夏生の頃に・・」を合言葉に食事会を行うの...

夏至 次候(第29候)「菖蒲華(あやめはなさく)」 Irises Bloom.

第29候「あやめ、華咲く」 6月27日から7月1日までは夏至の次候にあたります。 菖蒲(あやめ)の花が咲きはじめる時季です。 「いずれアヤメかカキツバタ」 花菖蒲か、杜若か、アヤメかと迷うほどよく似ており、その姿が美しいことで知られます。アヤメは陸生で5月頃から咲き、カキツバタは水生で池や沼を好み6月頃に咲...

芒種 次候(第26候)「腐草為螢(くされたるくさ ほたるとなる)」 Fireflies Rise From Under Old Leaves.

第26候「腐草、蛍となる」 6月11日から6月15日までは芒種の次候にあたり、蛍が成虫となり、水辺で飛び交う時季です。 梅雨の夕べ、蛍に思いを馳せ、古より多くのうたがよまれ、懐かしさと切なさで、日本の美しい原風景を思いこさせてくれます。 古より食べられてきた人気の魚介といえば、ウニ。会席コースの「梓」と「桐...

芒種 初候(第二十五候)「蟷螂生(かまきりしょうず)」Praying Mantises Hatch.

芒種(6月6日から6月21日)は二十四節気の第9番目です。 「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」(暦便覧より)とあり、 現在の田植え時期は早まっていますが、稲や麦など、芒をもった穀物の種まきの時季です。 七十二候は第25候「カマキリ、生ず」 6月6日から6月10日までは芒種の初候にあたり、 カマキリが生ま...

小満 末候(第24候)「麦秋至(むぎのときいたる)」 The Barley Harvest Season Begins.

第24候「麦秋、至る」 6月1日から6月5日までは小満の末候にあたり、 麦が実りの時期を迎え、畑一面が黄金色になる時季です。 お祝い会席の特別コースから鯛の姿盛りをご紹介します。 おめでたい鯛の姿造りに、とろりとしたイカと真っ赤なマグロのお刺身を加え、大皿に紅白で縁起よく仕上げています。ぜひ、お顔合わせの席...

小満 次候(第23候)「紅花榮(べにばなさかう)」 Safflowers Bloom Profusely.

第23候「ベニバナ、栄う」 5月26日から5月31日までは小満の次候にあたり、 ベニバナが鮮やかに咲き誇る時季です。 人気の華松花堂弁当から、お造りをご紹介します。 千葉県勝浦産の生きの良いカツオに高知県のずいき(芋茎)を添えた一品です。 ずいきは赤ずいきや白ずいき、青ずいきなどがあり、生で食べる他、乾燥で...

小満 初候(第22候)「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」 Silkworms Wake Up And Eat Mulberry Leaves.

小満(5月21日から6月5日)は二十四節気の第8番目です。 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」(暦便覧より)とあるように、 万物が次第に成長して、草木が茂ってくる季節です。 七十二候は、第22候「蚕おきて、桑を食う」 5月21日から5月25日までは小満の初候にあたり、 蚕が桑の葉を盛んに食べはじめる...

立夏 末候(第21候)「竹笋生(たけのこしょうず)」Bamboos Shoot Up.

第21候「たけのこ、生ず」 5月16日から5月20日までは立夏の末候にあたり、 たけのこが、ぐんぐん伸びていく時期です。 会席コースよりしち十二候の先付けをご紹介します。季節の移ろいとともに少しずつ変わる先付けですが、この時期人気なのが、富山のホタルイカに筍を木の芽みそで和えた先付け。山椒の芽と筍の出会いで...

立夏 次候(第20候)「蚯蚓出」(みみずいずる) Earthworms Emerge From The Ground.

第20候「みみず、出づる」 5月11日から5月15日までは立夏の次候にあたり、 初夏の風が心地よい季節です。 そろそろ冷たいものがおいしい初夏の陽気です。しち十二候オープン以来人気の抹茶あんみつをご紹介します。あんみつの上にのっているのは酒粕アイス。ほのかな香りが特別な味わいです。抹茶の蜜で爽やかな風味と共...

立夏 初候(第十九候)「蛙始鳴」(かわずはじめてなく) Frogs Begin To Croak.

立夏(5月6日から5月20日)は二十四節気の第7番目です。 「夏の立つがゆへなり」 (暦便覧より)とあるように、夏の気配を感じはじめる季節です。 七十二候は、第19候「蛙、はじめて鳴く」 5月6日から5月10日までは立夏の初候にあたり、田に水が入り、田植えが行われる頃です。 しち十二候では、のど越しのよい更...