calendarの記事一覧

芒種 末候(第27候)「梅子黄(うめのみきなり)」 Plums Ripen.

第27候「梅の実、黄なり」 6月16日から6月21日までは芒種の末候にあたり、梅の実が黄色く熟してくる時季です。 梅を塩漬けにする時に上がってくるのが梅酢。新鮮な梅の爽やかな酸味はなんとも言えず美味しいものです。しち十二候では、白身魚のお刺身を、梅と鰹節でつくる煎り酒で、召し上がっていただきます。ぜひ、爽や...

芒種 次候(第26候)「腐草為螢(くされたるくさ ほたるとなる)」 Fireflies Rise From Under Old Leaves.

第26候「腐草、蛍となる」 6月11日から6月15日までは芒種の次候にあたり、蛍が成虫となり、水辺で飛び交う時季。 梅雨の夕べ、蛍に思いを馳せ、古より多くのうたがよまれ、懐かしさと切なさで、日本の美しい原風景を思いおこさせてくれます。 さて、梅雨時期の蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるのが、冷えた白ワインやキリリ...

お店からのお知らせ

『日本のチーズを日本のワインと~日本料理で~』イベント開催のご案内

『日本のチーズを日本のワインと日本料理で』イベント開催のご案内 しち十二候では、日本のチーズを日本のワインと日本料理でお楽しみいただくイベントを開催いたします。当日は、岩手にあるくずまき高原牧場「チーズハウスくずまき」の打田内氏をスペシャルゲストに、「チーズハウスくずまき」のチーズ5種と岩手県産のワイン5種...

芒種 初候(第25候)「蟷螂生(かまきりしょうず)」Praying Mantises Hatch.

芒種(6月6日から6月21日)は二十四節気の第9番目です。 「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」 (暦便覧より)とあり、稲や麦など、芒をもった穀物の種まきの時季です。 七十二候は第25候「カマキリ、生ず」 6月6日から6月10日までは芒種の初候にあたり、カマキリが生まれる時季です。 鉄板焼きカウンターから...

お店からのお知らせ

小満 末候(第24候)「麦秋至(むぎのときいたる)」 The Barley Harvest Season Begins.

第24候「麦秋、至る」 6月1日から6月5日までは小満の末候にあたり、 麦が実りの時期を迎え、畑一面が黄金色になる時季です。 日本料理を代表する初夏の風物詩、鮎の季節となりました。清流を泳ぐ鮎ならではの上品な味わいをしち十二候特製の蓼味噌と梅の2つの味で仕上げた天竜川の焼き鮎、鮎の天ぷら、釜炊きの鮎ご飯など...

季節の設え

小満 初候(第22候)「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」 Silkworms Wake Up And Eat Mulberry Leaves.

小満(5月21日から6月5日)は二十四節気の第8番目です。 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」 (暦便覧より)とあるように、万物が次第に成長して、草木が茂ってくる季節です。 七十二候は、第22候「蚕おきて、桑を食う」 5月21日から5月25日までは小満の初候にあたり、蚕が桑の葉を盛んに食べはじめる時...

立夏 末候(第21候)「竹笋生(たけのこしょうず)」Bamboos Shoot Up.

第21候「たけのこ、生ず」 5月16日から5月20日までは立夏の末候にあたり、 たけのこが、ぐんぐん伸びて竹になっていく青葉の時季です。 この季節に美味しいのが白和え。豆腐でつくる白和えの起源は定かではありませんが、豆腐が日本に伝来したといわれる奈良時代以降、貴重なタンパク源として、鎌倉仏教の時代には精進料...

立夏 次候(第20候)「蚯蚓出」(みみずいずる) Earthworms Emerge From The Ground.

第20候「みみず、出づる」 5月11日から5月15日までは立夏の次候にあたり、 有機無農薬に欠かせないみみずが、雨の後の土から這い出で、初夏の涼しい風がそよぎます。 過ごしやすいこの季節に一番人気なのが、「華松花堂弁当」。しち十二候創業以来人気のオリジナルのお弁当は、通常の松花堂弁当箱(お造り、天ぷら、温物...

立夏 初候(第19候)「蛙始鳴」(かわずはじめてなく) Frogs Begin To Croak.

5月6日〜5月20日は二十四節気の第7番目の「立夏」です。 「夏の立つがゆへなり」 (暦便覧より)とあるように、夏の気配を感じはじめる季節です。 七十二候は、第19候「蛙、はじめて鳴く」 5月6日〜5月10日までは立夏の初候にあたり、田に水が入り、田植えが行われる時季です。 「夏も近づく八十八夜〜」と茶摘み...