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第15候「虹、はじめてあらわる」

4月15日から4月19日までは清明の末候にあたり、美しい虹が現れはじめる時季です。「春雨や蓬(よもぎ)をのばす艸(くさ)の道」芭蕉の句にもよばれるように、雨が降ったり止んだり、「春時雨」とよばれる爽やかな雨が植物の成長をうながしてくれます。

しち十二候では、この時期、山菜や筍、芯とり菜、カタクリ菜など、新しく萌えでた若芽をおいしくいただきます。「華松花堂弁当」や「蕎麦御膳」では、芯取菜と千葉県産の桜エビを用いた胡麻浸しをご提供しています。しち十二候の先付で、季節を味わってみてください。