第65候「鹿の角、落ちる」
12月26日から12月31日までは冬至の次候にあたり、
大型の鹿の角が落ちる時季となっていますが、
日本鹿の角が落ちるのは2月から3月頃だそうです。

寒さが厳しくなるこの時季に旬と言えばワカサギ。氷上穴釣りなど、冬の風物詩にもあげられる魚でしょう。江戸時代には徳川家斉公に年貢として献上されたことから「公魚」と書くとも言われ、白身のふっくらとした上品な味わいで、骨ごと食べられるのはワカサギならでは。しち十二候では、天ぷらでカラッと揚げて、会席コースでご提供させていただきます。冬だけの一品を、ぜひご賞味ください。