冬至(12月21日から1月4日)は二十四節気の第22番目です。
「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」(暦便覧より)とあるように、
北半球では一年の中で夜が最も長くなる季節です。

七十二候は、第64候「ウツボグサ、生ず」
12月21日から12月25日までは冬至の初候にあたり、6月末頃に枯れたウツボグサ(花穂は夏枯草といいます)が再び芽を出す時季です。花穂が弓矢を入れる靫(うつぼ)の形に似ていることからその名前がつけられたそうです。

会席コースの椀をご紹介します。
冬の味覚といえばタラ。
身は柔らかく脂肪が少なくプリッとした白身で、
白子はコッテリとしたまろやかな食味で人気です。
シンプルに黄柚の香で色鮮やかにさっぱりとさせた一品。
師走の冬の味覚をぜひご賞味ください。