大雪(12月7日から12月20日)は二十四節気の第二十一番目です。
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」(暦便覧より)とあるように、雪が激しく降り始める季節です。

七十二候は、第61候「閉塞して冬となる」
12月7日から12月11日までは大雪の初候にあたり、天地の気が塞がって本格的な冬が始まる時季です。

ピンと張り詰める冷たい空気を肌で感じる頃、美味しさの増すのが脂ののった“寒鰤”。
しょうゆとみりんをじわっと沁みこませ、身を香ばしく焼いて鬼おろしでおろした甘い冬大根、すだちの爽やかな酸味、前盛りの栗や酢蓮根などと合わせ、冬の定番焼き物として、会席コースでご提供させていただいています。
1度はおすすめしたい冬の焼き物の一品。出世魚としても知られる縁起の良い魚をぜひお召し上がりください。