秋の七草を愛でながら
秋の七草は、山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされている(2首目は旋頭歌)。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)
秋の七草は萩、桔梗、薄、撫子、女郎花、藤袴、葛となっています。
朝顔の花の解釈で諸説ありますが、桔梗を生けています。
旧暦の8月15日が満月とされているのが、自転公転?の関係で、若干ずれるのですが、
今年は17日が満月。
日本では2回お月見を楽しみ、1回目は芋名月で団子や里芋などを供えます。
いよいよ秋がはじまります。収穫の秋を祝い、月をめでたいですね。