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小満 初候(第22候)「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」 Silkworms Wake Up And Eat Mulberry Leaves.

5月21日から6月5日は二十四節気の第8番目となる「小満」です。 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」 (暦便覧より)とあるように、 万物が次第に成長して、草木が茂ってくる季節です。 七十二候は、第22候「蚕おきて、桑を食う」 5月21日から5月25日までは小満の初候にあたり、 蚕が桑の葉を盛んに食べ...

立夏 初候(第19候)「蛙始鳴」(かわずはじめてなく) Frogs Begin To Croak.

立夏(5月6日から5月20日)は二十四節気の第7番目です。 「夏の立つがゆへなり」 (暦便覧より)とあるように、夏の気配を感じはじめる季節です。 七十二候は、第19候「蛙、はじめて鳴く」 5月6日から5月10日までは立夏の初候にあたり、田に水が入り、田植えが行われる頃です。 「夏も近づく八十八夜〜」と茶摘み...

穀雨 末候(第18候)「牡丹華」(ぼたんはなさく) Peonies Bloom.

第18候「牡丹、華さく」 4月30日から5月5日までは穀雨の末候にあたり、牡丹の花が咲く時季です。 5月5日の端午の節句は、「月のはじめの午の日」のことを言い、寒い地方は旧暦5月におこなう地方もありますが、子孫繁栄を願い邪気を払う行事として古くから行われています。 また、端午の節句には、(イモ科)の葉菖蒲の...

穀雨 初候(第16候)「葭始生」(あしはじめてしょうず) Reeds Begin To Sprout Up.

4月20日から5月5日は二十四節気の第6番目となる「穀雨」です。 「春雨降りて百穀を生化すればなり」(暦便覧1787年より)とあるように、田畑の準備が整い、穀物の成長を助ける慈雨の季節です。 七十二候は、第16候「葭(あし)、はじめて生ず」です。 4月20日から4月24日までは穀雨の初候にあたり、葭(あし)...

清明 末候(第15候)「虹始見」(にじはじめてあらわる) The Year’s First Rainbow Appears.

第15候「虹、はじめてあらわる」 4月15日から4月19日までは清明の末候にあたり、美しい虹が現れはじめる時季です。 雨が降ったり止んだり、「春時雨」とよばれる爽やかな雨は、植物の成長をうながす恵の雨。芭蕉の句にも「春雨や蓬(よもぎ)をのばす艸(くさ)の道」とよまれています。