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穀雨 初候(第16候)「葭始生」(あしはじめてしょうず) Reeds Begin To Sprout Up.

4月20日から5月5日は二十四節気の第6番目となる「穀雨」です。 「春雨降りて百穀を生化すればなり」(暦便覧1787年より)とあるように、田畑の準備が整い、穀物の成長を助ける慈雨の季節です。 七十二候は、第16候「葭(あし)、はじめて生ず」です。 4月20日から4月24日までは穀雨の初候にあたり、葭(あし)...

清明 末候(第15候)「虹始見」(にじはじめてあらわる) The Year’s First Rainbow Appears.

第15候「虹、はじめてあらわる」 4月15日から4月19日までは清明の末候にあたり、美しい虹が現れはじめる時季です。 雨が降ったり止んだり、「春時雨」とよばれる爽やかな雨は、植物の成長をうながす恵の雨。芭蕉の句にも「春雨や蓬(よもぎ)をのばす艸(くさ)の道」とよまれています。

清明 初候(第13候)「玄鳥至」(つばめきたる) Swallows Arrive.

4月5日から4月19日は、二十四節気の第5番目となる「清明」(せいめい)です。暦便覧にあるように「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」として、寒さもすっかりやわらいで、様々な花が咲き、新芽が芽吹き万物が美しい季節です。 七十二候は第13候「燕、きたる」です。 4月5日から4月9日までは清明の...

春分 初候(第10候)「雀始巣(すずめはじめてすくう)」 Sparrows Begin To Nest.

春分(3月21日から4月4日)は二十四節気の第4番目です。 「日天の中を行て昼夜等分の時なり」(暦便覧より)とあるように、昼夜の長さがほぼ同じになる時期です。春分の日を境にこれから日照時間が長くなってゆきます。 七十二候は、第10候「雀、はじめて巣くう」 3月21日から3月25日までは春分の初候にあたり、よ...

啓蟄 次候(第8候)「桃始笑(ももはじめてさく)」 Peach Blossoms Begin To Bloom.

第8候「桃、はじめて咲く」 3月11日から3月15日までは啓蟄の次候にあたり、3月の上旬には、鑑賞用の桃の花が華やかさを、そして、桃の産地では4月(旧暦)上旬に花が咲き綻びます。 この頃になると、寒い日と暖かい日が繰り返され、徐々に春めいてくる3月。今年は殊に寒い日が続きますが、それでも、春の気配が間近に感...