
穀雨 次候(第17候)「霜止出苗」(しもやみてなえいづる) Frosts Are Gone, And Rice Seedlings Come Up.
第17候「霜やみて、苗いづる」 4月25日から4月29日までは穀雨の次候にあたり、 時おり霜が降りることもなくなり、いよいよ暖かく、田んぼでは苗代づくりや代かきが行われ、水が張られた田んぼは、新緑が少しずつ増えていく時季です。
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第17候「霜やみて、苗いづる」 4月25日から4月29日までは穀雨の次候にあたり、 時おり霜が降りることもなくなり、いよいよ暖かく、田んぼでは苗代づくりや代かきが行われ、水が張られた田んぼは、新緑が少しずつ増えていく時季です。
4月20日から5月5日は二十四節気の第6番目となる「穀雨」です。 「春雨降りて百穀を生化すればなり」(暦便覧1787年より)とあるように、田畑の準備が整い、穀物の成長を助ける慈雨の季節です。 七十二候は、第16候「葭(あし)、はじめて生ず」です。 4月20日から4月24日までは穀雨の初候にあたり、葭(あし)...
第15候「虹、はじめてあらわる」 4月15日から4月19日までは清明の末候にあたり、美しい虹が現れはじめる時季です。 雨が降ったり止んだり、「春時雨」とよばれる爽やかな雨は、植物の成長をうながす恵の雨。芭蕉の句にも「春雨や蓬(よもぎ)をのばす艸(くさ)の道」とよまれています。
第14候「雁、北に帰る」 4月10日から4月14日までは清明の次候にあたり、ツバメと入れ替わるようにして、雁が北へ帰っていく季節です。
4月5日から4月19日は、二十四節気の第5番目となる「清明」(せいめい)です。暦便覧にあるように「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」として、寒さもすっかりやわらいで、様々な花が咲き、新芽が芽吹き万物が美しい季節です。 七十二候は第13候「燕、きたる」です。 4月5日から4月9日までは清明の...
第12候「雷、乃ち声を発す」 3月31日から4月4日までは春分の末候にあたり、強い風とともに雷が鳴りはじめる季節です。 春の嵐は春の訪れを告げるめでたいものとされています。
第11候「桜、始めて開く」 3月26日から3月30日までは春分の次候にあたり、桜の花が咲きはじめる季節です。
春分(3月21日から4月4日)は二十四節気の第4番目です。 「日天の中を行て昼夜等分の時なり」(暦便覧より)とあるように、昼夜の長さがほぼ同じになる時期です。春分の日を境にこれから日照時間が長くなってゆきます。 七十二候は、第10候「雀、はじめて巣くう」 3月21日から3月25日までは春分の初候にあたり、よ...
第9候「菜虫、蝶となる」 3月16日から3月20日までは啓蟄の末候にあたり、 青虫が羽化し、蝶がヒラヒラと舞う、うららかな陽気が感じられる頃になります。
第8候「桃、はじめて咲く」 3月11日から3月15日までは啓蟄の次候にあたり、3月の上旬には、鑑賞用の桃の花が華やかさを、そして、桃の産地では4月(旧暦)上旬に花が咲き綻びます。 この頃になると、寒い日と暖かい日が繰り返され、徐々に春めいてくる3月。今年は殊に寒い日が続きますが、それでも、春の気配が間近に感...